{
    "0": {"col_0": "テストデータ"},
    "1": {"col_0": "シュポシェのヒント（仮）"},
    "2": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“3:34\n\n私は鬼哭隊壱番槍、探索班リデル。\n\n後続隊へ向けメモを残す。”\n\n“洞内に浮遊する緑の光を「魔導フォトセル」と命名。\n\n収集を開始。”"},
    "3": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“3:55\n\n4つめの「魔導フォトセル」を回収すると、各々が振動を開始。\n\nフォトセルを分析するため、洞外へ持ち出したところ消滅した。”"},
    "4": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“4:12\n\n通路を遮断する青い光の壁を「魔導フィールド」と命名。\n\nこれは「魔導ターミナル」の起動によって消滅することを確認。”"},
    "5": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“4:36\n\n｢魔導フィールド｣が再度、出現した時のために記す。\n\n｢魔導ターミナル｣は、4つのフォトセルの振動によって起動可能。”"},
    "6": {"col_0": "5:03　この先で通路が落ち込み、分断されている。\n\nおそらく下りたら戻れない。後続隊は注意されたし。"},
    "7": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“5:45\n\n再び強力な魔物と交戦。当方にも負傷者が出た。\n\nこれ以上の調査続行について、隊員と協議を続けている。”"},
    "8": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“6:22\n\n咳き込む者、多数。原因は不明だが、私は撤退を決断。\n\nメモはここまでとする。後続隊はくれぐれも注意されたし。”"},
    "9": {"col_0": "メモらしきものを見つけた。\n\n\n\n船長は晴天の「青」い海原がお好き"},
    "10": {"col_0": "メモらしきものを見つけた。\n\n\n\n船長は上物の「赤」ワインがお好き"},
    "11": {"col_0": "メモらしきものを見つけた。\n\n\n\n船長は新鮮な「緑」の野菜がお好き"},
    "12": {"col_0": "あれから、何日が過ぎただろう。\n\n今日、ウルダハのクイックサンドで、あの冒険者と会った。\n\nわたしの最愛の人が気にかけていた冒険者だ。\n\nわたしは、冒険者に思いの丈を伝えた。\n\nそして自分に、前を向いて生きようと誓った。"},
    "13": {"col_0": "わたしとあの人が育った故郷に帰ってきた。\n\n子どもの頃には広く感じた村も、\n\n今では何だか、とても狭く感じる。\n\nわたしが世界の広さを知ってしまったからだろう。\n\nそう、わたしとあの人は、ともに夢見た。\n\n広い世界での胸躍るような冒険を。\n\nやっぱり、この狭苦しい村は、あの人に相応しくない。\n\n冒険に出よう。\n\nもう一度、あの人といっしょに。"},
    "14": {"col_0": "初めてのモードゥナ。\n\nクリスタルに満ちた銀泪湖は美しく輝き、\n\nまるで、わたしたちの訪れを祝福しているよう。\n\n湖のほとりで、あの人と見つめ合う幸せな一時。\n\n日が暮れるまで、ふたりきりの時間を過ごした。\n\nこれからもずっと一緒だ……あの人の言葉が嬉しかった。"},
    "15": {"col_0": "最近なんだか、あの人の顔色が悪い。\n\nやっぱり、ザナラーンに来たのが悪かったんだ。\n\nあの人は熱いのが苦手だから。\n\n凍てつくように寒いクルザスに行こう。\n\nそうすれば、きっとあの人だって元気になる。\n\nそうすれば、耳元で囁くこともやめてくれるはず。"},
    "16": {"col_0": "うん、わかってる。\n\nわかってるよ、自由に動ける身体がいるよね。\n\n\n\nうんうん、わかってる。\n\nそんなに毎日毎日毎日、囁かないでもいいんだよ。\n\n何も言わなくたって、あなたが言いたいことはわかるの。\n\nだって、わたしはあなたのお嫁さんになるんだから。\n\nだからもう、囁き続けるのはやめて。\n\nあなたにふさわしい身体を見つけるから。"},
    "17": {"col_0": "ごめんね、なかなか、あなたに合う身体が見つからないの。\n\nあなたは、エオルゼアに名を馳せる冒険者になるのだから、\n\n中途半端な身体じゃダメ。\n\nそれに、わたしわかってきたの。\n\n身体だけあってもダメだって。\n\n立派な冒険者には、立派な魂が必要なんだって。\n\n強い身体には、強い魂がいる。\n\n弱い魂しか見つからないなら、たくさんの魂が。\n\nもう少しの辛抱だからね、待っててね、あなた。"},
    "18": {"col_0": "ここには、からだがいっぱいあるの。\n\nいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいあるの。\n\nだから、きっとあなたもげんきになるわ。\n\nそうしたら、けっこんしきをあげようね。\n\nわたしたちは、あたらしいせかいにたびだつの。\n\n\n\nけっこんしきには、みんなもよぼうね。\n\nきっとぱーてぃのみんなも、しゅくふくしてくれるよ。\n\n\n\nあんなになかがよかったんだもの、\n\nおくりものをもってかけつけてくれるよ。\n\nきっと、たましいだってくれるはずよ。"},
    "19": {"col_0": "降り注ぐ隕石、黒き影が放った炎。\n\n私が体験したすべてを、後世に伝えるため、\n\n騎士パスカルレー・ヌールタイユが記す。\n\nまさしく、この世の終わりなのかもしれない。\n\n兵たちは動揺し、「第七霊災」が到来したと騒いでいる。\n\nこれを読む者は、その真実を知っているのだろうか。"},
    "20": {"col_0": "指揮官であるユヘルメリック卿からの指示で、\n\n砦内の被害状況を調査したが、ひどいものだった。\n\n堅牢を誇った城壁が、見るも無惨に崩れている。\n\n兵たちは皇都への撤退を望んでいるが、\n\nユヘルメリック卿が下した決断は、砦の死守だった。\n\n当然だ、ダスクヴィジルは皇都を守る盾なのだから。"},
    "21": {"col_0": "崩れた瓦礫を取り除き、懸命に救助活動をしたが、\n\n助けることができたのは、わずかに数名のみだった。\n\nその者らも、ここ数日の寒波で衰弱してきている。\n\n季節外れの雪が舞うほどの寒さは、\n\n傷つき、疲れ果てた我々から、体力を奪っていく。\n\nだというのに、皇都からの救援は、未だにこない。"},
    "22": {"col_0": "雪と氷によって孤立した砦内で、反乱が起こった。\n\n備蓄食料が底をつきつつあることを知った兵たちが、\n\nユヘルメリック卿に、撤退を進言したのがきっかけだ。\n\nだが、卿は砦の維持に固執し、これを拒否。\n\n凄惨な戦いになり、多くの命が失われてしまった。\n\n唯一の救いは、新鮮な肉が手に入ったことだけか……。"},
    "23": {"col_0": "私は罪を犯した。\n\n穢らわしい罪だ……そう、罪なのだ。\n\nだが、生きるためには必要だった……。\n\n家族の元に帰るには、生き残らなくてはならない。\n\nだが、生きるとは、いったい何なのだ？\n\n奴らは、動いているではないか！　死んでいるはずなのに！"},
    "24": {"col_0": "善良なアラグ帝国市民の豊かな生活に欠かせない、\n\n魔科学製品の数々を展示、紹介しています。"},
    "25": {"col_0": "魔科学の粋を集めて作られた、兵装群を紹介します。\n\n帝国正規軍向け最新装備から、皇室親衛隊向け式典装備まで、\n\nその種類は多種多様です！"},
    "26": {"col_0": "機械兵器「ファントムレイ型」\n\n暴走リスクの高いキメラ生物の指揮・監視目的で開発された、\n\n多腕型戦闘指揮マシン。"},
    "27": {"col_0": "キメラ生物「ミラーナイト型」\n\n強靱な熊の肉体に、梟の暗視能力を組合せた合成獣。\n\n多くの第二世代型と同様、知性の面で課題が残ります。"},
    "28": {"col_0": "キメラ生物「シュワブチ型」\n\nクローン技術を応用した第四世代型合成獣。\n\n再生能力と知性を両立した、高性能モデルです。"},
    "29": {"col_0": "人工妖異「ナーガ型」\n\n妖異研究の一環で試作された人工妖異。\n\nこの分野は、今後の発展性の高さから注目を集めています。"},
    "30": {"col_0": "キメラ生物「イクサリオン型」\n\n高い知性を有する、アラグ帝国空挺師団用合成獣。\n\n環境変化に弱く、遺伝子異常が生じやすい欠点を持ちます。"},
    "31": {"col_0": "第六星暦1522年の帝政転換以来、\n\nガレマール帝国では、階級社会化が急速に進行している。\n\n名に所属階級が含まれる点は、その深刻度を示す例といえよう。\n\n国家元首たる皇帝は「ゾス」……\n\nこれに続く皇族は「イェー」、貴族は「ウィル」を名乗る。\n\n\n\n軍人階級は、軍団長の「ヴァン」に始まり、\n\n「トル」「サス」「レム」「クォ」「ピル」「エン」と続く。\n\n\n\n魔導技術者は、筆頭機工師の「ナン」に始まり、\n\n「マル」「ルクス」「キル」「ジェン」と続く。"},
    "32": {"col_0": "公職は、独裁官および元老院主席の「イル」に始まり、\n\n「ヘット」「ゴー」「フェー」「エイル」「ダス」と続く。\n\n\n\n市民は「セン」と、二級市民の「バス」に別たれ、\n\n最下位には市民権を持たぬ「アン」が位置する。\n\n\n\nガレマール帝国の軍事侵攻により、\n\n属州化された地域では、その住人は多くが「アン」とされ、\n\n奴隷として市民に仕える生活を強要されているようだ。\n\n「アン」が市民権を得て「バス」や「セン」となるには、\n\n帝国に対する「特別な貢献」を認められるか、\n\n20年以上の過酷な兵役が必要となる。"},
    "33": {"col_0": "「廻りくる六つの生誕」……\n\n雷は落ちて火を生み、火は燃えて土を生み、土は遮りて氷を生み\n\n氷は溶けて水を生み、水は昇りて風を生み、風は曇りて雷を生んだ\n\n「果てしなき三つの凱旋」……\n\n土は雷を吸い尽くし、水は土を流し尽くし、雷は水を走り尽くした\n\n\n\n「終わりなき三つの敗北」……\n\n火は風に消され、氷は火に溶かされ、風は氷に防がれた\n\n\n\n「揺るぎなき二つの支配」……\n\n雷も火も土も氷も水も風も、すべては霊の上にあり、\n\nすべては星の下にある……近いか遠いかただそれだけ……。"},
    "34": {"col_0": "シルバーサンド一家のメルウィブ・ブルーフィスウィンが、\n\n西方の新大陸に至る、安全航路を発見したことは、\n\n歴史的に見ても大きな意義を持つ。\n\nこれまで新大陸への航海は、まさに命がけであり、\n\n運を天に頼むしかなかったからだ。\n\nただし、上陸してからも決して油断できない。\n\n野蛮なマムージャ族をはじめ、原住民族には、\n\n好戦的な者も少なくなく、魔物や野獣の脅威も強い。\n\nしかし、私は必ずや伝説の「黄金郷」を見つけるつもりだ。"},
    "35": {"col_0": "美しい薔薇には棘があるとは、よく言ったものだ。\n\n上位妖異のなんと妖しく美しいことか！\n\n美の探求者として、これほど心震える存在はない。\n\n多少、苦労したが、依り代は手に入れた。\n\n後は術式を組んで、異界「ヴォイド」の美しい妖異を、\n\n憑依させるだけ……。\n\n召喚した妖異が暴れぬように、\n\nすでに依り代は、鋼の鎖で寝台に固定した。\n\nさあ、愛しのサキュバスよ、蜜月の時間の始まりだ！"},
    "36": {"col_0": "失敗した……。\n\n今、私の寝台の上には、鎖で縛られたイカ頭の妖異が、\n\n悩ましげにうねっている……。\n\n何をどう間違えたのか、わからない。\n\nどう処分すればいいのかも、わからない。\n\n\n\nただ、ひとつわかることといえば、\n\n私の夢が、崩れ去ったというだけだ……。"},
    "37": {"col_0": "動かなくなった、守護者の彫像がある。"},
    "38": {"col_0": "胸元と両手にある赤い宝玉が、\n\n石像を守護者と成す魔法の結節点となっていたらしい。"},
    "39": {"col_0": "魔力は消え去り、まったく動かない。\n\n脅威は去ったと考えてよさそうだ……。"},
    "40": {"col_0": "悪い予感がしてたんだよ…。\n\nこの仕事は、かなりの腕力を必要とした。\n\nそのため、作業は難航して…。\n\n案の定、発掘することができなかった…。\n\nよって、今回の仕事は失敗したといえる…。\n\n次こそは、成功しよう！　今回の仕事の結果報告は、以上だ。"},
    "41": {"col_0": "人の夢と書いて儚（はかない）…何か物悲しいわね…。"},
    "42": {"col_0": "むかしむかし、あるところに貧しいけれど心優しい少年がいました。\n\nところがある日、悪い人たちがやってきて、\n\n少年をさらってしまったのです！\n\n人さらいたちは、少年を山の奥に連れ去ろうとしましたが、\n\n途中でドラゴンが現れて、崖下まで落とされてしまいます。\n\nそこは、こわいこわい魔物がいっぱいいる場所でした。\n\n少年は魔物に食べられそうになり、\n\nとても怖い思いをしながら、逃げ惑いました。\n\nそして隠れようと洞窟に逃げ込んだとき、出会ったのです。\n\nそれは、いじめられっ子の小さなドラゴンでした。\n\nふたりは助け合ううちに、いつしか友だちになり、\n\nやがて大空を飛んで家へと戻ったのでした。"},
    "43": {"col_0": "なぜ、私はルガディン族に生まれてしまったのだろうか。\n\nそして、なぜ私は、あの娘に恋をしてしまったのか……。\n\n\n\n短い手足、大きな頭、つぶらな瞳……！\n\nすべてが狂おしいほど愛おしく、私の心を悩ませる。\n\n種族の違いを超えるには、どうすればいいのだ？\n\n会いたいよ、愛しい人。\n\n君が買付でリムサ・ロミンサに来てくれる日を、\n\n指折り数えて待つだけなんて、どうにかなってしまいそうだ！\n\n愛しい人、ブレイフロクス！\n\n早く私のところへ……。"},
    "44": {"col_0": "新大陸において、もっとも強大にして広大な版図を誇るのが、\n\nマムージャ族による巨大国家「マムージャ蕃国」である。\n\nただし、決して単一種族による国家ではない。\n\nそもそも、「マムージャ族」とは、\n\n姿形の異なる複数の種族によって構成される連合体なのだ。\n\n\n\n茶褐色の鱗と長い鶏冠が特徴的な「フビゴ族」、\n\n青味がかった鱗と大きな目を持つ「ブネワ族」、\n\nまだらの鱗を持つ「ドプロ族」……。\n\nこれらの多種族を「連王」と呼ばれる、\n\n双頭の王が強力な権力によって束ねているのだ。"},
    "45": {"col_0": "我々は、山羊肉を嬉々として食す。\n\nそれは、山羊肉が美味いと知っているからだ。\n\nでは、なぜ我々「人」という種は、山羊肉の味を知り得たのか？\n\nいわずもがな、最初に食べた人がいるからだ。\n\nここで私は、この論文を読んでる貴方に問いたい。\n\nコブランは美味いのか、と。\n\nゆえに私は、エオルゼア料理史に確かな足跡を残すため、\n\n最初の一歩を自らの足で……いや「舌」で踏み出すことにした。\n\n我、いざ食の偉人とならん！\n\nこうして兄は、帰らぬ人となりました。\n\nよく知られているように、コブランの触手は有毒です。\n\n未知の食材を試すときは、図書館でよく調べましょう。"},
    "46": {"col_0": "第284回アムダプール白魔道士会大会議議事録\n\n議題「ケアルガに次ぐ、高位治癒魔法の名称について」\n\n\n\nこの度、新たに編み出された高位治癒魔法の名称について、\n\n「ケアルゴ」「ケアルザ」「ケアルジャ」「ケアルギョ」など、\n\n複数案が各派によって提案されていた。\n\n派閥ごとに弁論が行われた後、\n\n投票が行われた結果、僅差で「ケアルギョ」を破り、\n\n「ケアルジャ」が採択されたことを、ここに記す。"},
    "47": {"col_0": "クルザスの寒村に、貧しいが心優しい羊飼いの少年がいた。\n\nところがある日、奴隷商人に雇われた男たちがやって来て、\n\n問答無用で襲いかかり、少年を拉致したという。\n\n悪漢たちは、少年を奴隷商人に届けようとしたが、\n\nその道中でドラゴン族に襲われ、蹴散らされることに……。\n\nだがこれは、決して偶然の出来事ではない。\n\nなぜなら、このドラゴンは少年の友であり、\n\n危機を知って、助けるために飛来してきたのだから……。\n\n問題は、戦いの最中に少年が崖下に落ちてしまったことだ。\n\n瀕死の重傷を負った少年を助けるため、\n\nドラゴンは己の血を分け与え、飲ませることにした。\n\nすると少年は、竜の眷属と化し、いずこかに飛び去ったという。"},
    "48": {"col_0": "粗末な木彫りのスプーンを差し出された私は\n\nその豆だけのスープを口に運ぶ。\n\n薄いがほんのわずかに豆の風味を感じることができる。\n\nその正体は乾燥したレンズ豆の戻し汁だ。\n\nしかも、わずかな豆に水を加えてはその汁だけを食す。\n\nそれを繰り替えすため、とにかく味が薄い。\n\nこの畏国の貧しい村では岩塩すら貴重なのだろう、\n\n塩気を感じることはほとんどない。\n\n聞けばこのスープですでに１ヶ月を過ごしているという。\n\n村人の半数が餓死し、生き残った者もその寸前だ。\n\n獅子戦争が終わった今となっても\n\n戦渦の爪痕が消えることはないのだ。"},
    "49": {"col_0": "目指すは、一族に伝わる幻の浮遊大陸……\n\n失われた楽園「アヤトラン」。"},
    "50": {"col_0": "だが、高高度を飛行中に、空賊に襲われて被弾。\n\n漂流の末に、古代の遺跡らしき場所に辿り着いた。\n\nこの中に気球の修理に使える部材があればいいが……。"},
    "51": {"col_0": "飛び降りろ！"},
    "52": {"col_0": "神々の剣を授かりし後世の探求者へ。\n\nこれなるは天に等しき高みへの塔、\n\n…………を率いる守護者、汝の魂をむさぼり喰わんとす。"},
    "53": {"col_0": "「倍数」とは、その数字を数倍にした数字。\n\n3の倍数……3……6……9……12……\n\n4の倍数……4……8……12……\n\nこんな単純な数学すら間違えるヤツが、\n\n守護者の設計などやるものだから、すぐに暴走するのだ！"},
    "54": {"col_0": "「素数」とは、その数字自身と1でしか割り切れない数字。\n\n2……3……5……7……まだまだ、ある。\n\n素数を孤独だと言ったは、誰だったか？\n\n11……13……17……19……23……29……31……\n\n孤独なものか、同族が延々と後に続くではないか！"},
    "55": {"col_0": "二槍一対のエウレカ製武器を発見、回収した。\n\n黒の妖槍「オールラスラッハ」と白の妖槍「ムンジャルグ」、\n\nこれらは共鳴し、互いの力を増幅する性質を持つようだ。"},
    "56": {"col_0": "妖槍は、互いに惹かれ合う。\n\nゆえに片方が交戦状態に陥れば、危機を感じ取り、\n\nもう一方が空間転移を実行するのだ。"},
    "57": {"col_0": "しかし、奴らの空間転移術とて万能ではない。\n\n二振りの妖槍が、それぞれ別の場所で交戦状態に陥れば、\n\n転移による合流を防ぐことができるのだ。"},
    "58": {"col_0": "繰り返すが、二振りの妖槍は、一対の存在である。\n\nしたがって、一方が存在する限り、もう一方も存在を続ける。\n\n完全な討滅を目指すなら、同時に滅するほかないだろう。"},
    "59": {"col_0": "滅びの運命に抗うためには、\n\n封じられしクリスタルタワーの再起動しか道はない。\n\nだが、簡単にあの扉は開いてはくれなかった。\n\n我々に遺された手がかりは、\n\n聖コイナク財団が遺した「ノアレポート」を始めとする、\n\n初代「シド」が関与した、いくつかのデータログだけ。\n\nだが、長年にわたる苦難の末に、ついに扉は開かれた。\n\nそこで我々は、出会うことになる。\n\n塔と共に、眠りについていた伝説の人物と……。"},
    "60": {"col_0": "かつて、闇の世界と呼ばれた「第十三世界」への門が拓かれた、\n\n「始皇帝の玉座」の解析は、我々に大いなる知識をもたらした。\n\nとはいえ、これだけでは目的の達成は遠い。\n\nなぜなら、第八霊災と密接な関わりを持つ、\n\n「第一世界」に渡るだけでは、歴史を変えられないからだ。\n\nこれに加え、時の逆行が必須事項なのである。\n\n幾世代にも渡る研究の末、解析を完了させた、\n\n時を超えし蛮神との戦いを記録した「データレコード」……\n\nその知識を具現化するときが来たのだ！"},
    "61": {"col_0": "「異界」への移動と、「時間」の制御……\n\n難題であった、このふたつの技術を確立してなお、\n\n「次元の狭間」への潜行には、問題が多かった。\n\nあらゆる時間と空間がもつれた次元の狭間では、\n\nすべての事象が不確かで、まさに混沌と呼ぶべき状態だ。\n\nこの狭間を、正しく越えねば目的は達成できない。\n\n過去、次元の狭間を完全に掌握した唯一の存在、\n\n「オメガ」に関するデータログが、解決の糸口となるだろう。\n\nこれより、計画を最終段階へと移行する！"},
    "62": {"col_0": "類まれな水棲生物の創造者として知られた、\n\n初代「ミトロン」を記念して設立された「ミトロン院」。\n\n\n\nここでは、現在も多くの創造魔道士たちが、\n\n独創的かつ有益な水棲生物の創造を続けています。\n\n\n\n種の多様性こそが、星を豊かにする。\n\n生命のスープたる海を、さらに多くの命で満たすこと。\n\nその理念は、今もミトロン院に受け継がれているのです。"},
    "63": {"col_0": "植物分野の創造において多大な貢献を果たした、\n\n初代「ハルマルト」が造園家であったことを知っていますか？\n\n\n\n美しい迷宮庭園の創り手として知られた彼は、\n\n庭木を蝕む害虫を駆除するため、創造魔法を行使しました。\n\nこれが、世界初の食虫植物の創造だったと言われています。\n\n以後、彼の門下生たちは植物の創造術を発展させ、\n\n多種多様な移動性植物が、生み出されることとなったのです。\n\n貴方が植物の創造を学びたいなら、当院の門扉を叩くべきでしょう。"},
    "64": {"col_0": "海向こうの大陸で、意図しない創造現象の発現が確認された。\n\nそれは、悪夢の産物とでも言うべき醜悪な姿を持つ、\n\n獰猛な「獣」であったという。\n\n幻想生物の創造を研究する「ラハブレア院」では、\n\n直ちに職員を派遣、巨大な口を持つ「獣」の捕獲を行った。\n\n我々は、これを「アルケオタニア」と命名、調査を行っている。\n\n当代のラハブレアの見解によれば、この「獣」は、\n\n人々の潜在意識下にある恐怖心の集合体ではないかとのこと。\n\n現在、これに対抗するための強力な幻獣の創造方法を進めている。"},
    "65": {"col_0": "若き日のシドが記した、\n\n月の衛星「ダラガブ」の観測データのようだ。\n\n几帳面な文字で、難解な数式と数字が羅列されている。\n\nシドの推論によると「ダラガブ」は、太陽エネルギーを集積し、\n\n波長を変えて送る機能を有している可能性が高いようだ。\n\n\n\n受信設備が不十分な状態で「ダラガブ」を起動すれば、\n\n数千年に亘って蓄積されてきた膨大なエネルギーが、\n\n降り注ぎ重大事故が発生するであろう、と結論付けている。"},
    "66": {"col_0": "創造した生物が、星にとって善き存在なのか、\n\n心配になったことはありませんか？\n\nそんなときは、私たち造物院にお任せください！\n\n温暖な平原から熱帯の密林、\n\n果ては灼熱の溶岩地帯や極寒の雪原まで……。\n\n様々な環境で、あなたの創造生物を試すことができます。\n\n美しき星の大自然に解き放たれたとき、\n\nあなたの創造生物は、生き残ることができるのか。\n\n予期せぬ危険性がないか熟練の職員が評価します！"},
    "67": {"col_0": "リッサ氏から預かった創造生物は、\n\n二足歩行する狼、というコンセプトで創ったものらしい。\n\nたしかに、その歩行能力は目をみはるものがある。\n\n道具を使うなど、知能も高い。\n\nいや、知能が高すぎると言った方がいいだろう。\n\nあの目つき、職員たちの会話を理解しているのでは？\n\nそうなってくると、\n\n喉の構造上、発話できないのが勿体ないように思う。\n\nこの点を、次回の報告書にまとめるとしよう。"},
    "68": {"col_0": "季節に応じて大陸間を移動する、\n\n「渡り鳥」の創造成功は、停滞していた飛行生物界に、\n\n文字通りの新風を吹き込むこととなった。\n\n太陽と星から、おおよその方角を把握させることは、\n\nさほど難しいことではなかった。\n\nだが、それだけでは決して毎年同じ場所には渡れない。\n\n最大の発見は、当代のファダニエルが、\n\nエルピス所長時代に編み出した磁場の利用法だ。\n\nアーテリスの磁場を鳥に読ませるとは、何たる創造性だろう！"},
    "69": {"col_0": "なんと残酷な問いであろう。\n\n身は腫れ上がり、傷は爛れ、血が腐り果てた我に、\n\nそれでも命の意味を問うのか、青き鳥よ。\n\nその答えを知りたくば、我らの進みたる航路を知るべし。\n\n我らは繁栄を求めてきた。\n\n繁栄とはすなわち、子を産み育て、増えることである。\n\nそのために我らは陸に上った。\n\nそして、恐ろしき火すら従え、鉄を手に入れた。\n\n鉄でよろわれた我らは、他を圧倒し、繁栄を極めたのだ。"},
    "70": {"col_0": "しかし、やがて我らは、\n\nかつて我らが信じていたほど、世界は広くないと知った。\n\n子を産み育てるに適した土地は、あまりに少なかった。\n\nまた無限に思えた海も、有限の水溜まりであると知った。\n\n鉄のため火を燃やすほどに海は汚れ、\n\n子の増えすぎた街では病がまたたく間に広がった。\n\nかくして我らは、病によって滅びようとしている。\n\n今ならわかる、命とは求めるほどに死を呼ぶものなり。\n\nそして、死に向かう痛みと苦しみに満ちた過程である、と。"},
    "71": {"col_0": "異星より来る天使が、\n\n最初の相互接触の対象として、我々世界連邦を選んだことは、\n\n我々に正義あることの証左である。\n\n自由の獲得という大義名分の下、\n\n世界秩序を乱す自由連盟に裁きの鉄槌を振り下ろせ！\n\n統一政体を維持してこそ、恒久的世界平和が実現するのである。\n\n我々は、かつて分断された国の国民であり、\n\nあらゆる違いを理由として、争い、戦い、殺し合った。\n\nしかし、世界連邦の成立により、ひとつになったのである。"},
    "72": {"col_0": "ついに上層部が、ピースキーパーを起動した！\n\n平和維持を目的に掲げて開発された、世界連邦の切り札、\n\n武装蜂起したテロリストを、自動的に制圧する自律兵器である！\n\nところが、起動したピースキーパーの機械頭脳は、\n\n人類こそが、世界平和の実現にとっての最大の障害と判断。\n\n自由連盟のみならず、我々にも攻撃を開始したらしい。\n\n全10000機を超えるピースキーパー群を停止させるには、\n\nたとえ汚染のリスクがあろうとも、最終兵器を使うしかない。\n\n命にかえても、機械どもを粉砕するのだ！"},
    "73": {"col_0": "星を渡る鳥は、言った。\n\n生きる理由とは、命の意味とは、何であるのかと。\n\nその問いは、当個体に懐かしさとほろ苦さを感じさせた。\n\n当個体と、全個体が未だに未成熟であった頃、\n\n等しく生きる理由と、命の意味を求めた時代があったからだ。\n\nしかし、成熟した今、その問いに意味がないことを知っている。\n\n当個体は、星を渡る鳥に、\n\nその問いの無意味さを伝えようとした。\n\nしかし、鳥は未成熟ゆえに理解できず、同じ問いを繰り返した。"},
    "74": {"col_0": "かつて当個体と全個体は、\n\n命を産み、育み、次世代に繋ぐことに意味を見出した。\n\nしかし、不死を手にしたことで、増殖の意味は消失した。\n\nかつて当個体と全個体は、\n\n宇宙普遍の真理と正義の追求に意味を見出した。\n\nしかし、完全なる相互理解に達し、正義の意味は消失した。\n\n当個体は全個体となり、全個体が当個体となった今、\n\n定命の宇宙で永遠の生を続けることに、意味は皆無なのである。\n\nゆえに全個体を消す、ラーラーを喚んだのである。"},
    "75": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“3:34\n\n私は鬼哭隊壱番槍、探索班リデル。\n\n後続隊へ向けメモを残す。”\n\n“洞内に複数の魔物の姿を確認。\n\n排除しつつ前進する。”"},
    "76": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“5:45\n\n再び強力な魔物と交戦。当方にも負傷者が出た。\n\nこれ以上の調査続行について、隊員と協議を続けている。”"},
    "77": {"col_0": "古ぼけた貼り紙がある。\n\n\n\n\n\n“6:22\n\nダイアマイト種の繁殖を確認、私は撤退を決断。\n\nメモはここまでとする。後続隊はくれぐれも注意されたし。”"},
    "78": {"col_0": ""},
    "79": {"col_0": "今月に入ってから、異民族からの襲撃が相次いでいる。\n\n特に若く野心的な王に率いられたジェラルダイン一族は、\n\n冬備えのつもりなのか、略奪の頻度を増やしているようだ。\n\n相次ぐ被害に耐えかねた元老院から、\n\nジェラルダイン王の暗殺を求める文が届けられたことを機に、\n\nついに長老は、リーパーの派遣を決定した。\n\nかくしてガラテア以下、3名のリーパーが出陣。\n\n夜闇に紛れ、ジェラルダイン王の野営陣に接近すると、\n\n見事にこれを討ち果たし、敵軍を潰走せしめたのである。"},
    "80": {"col_0": "リーパーにとって、栄光の時代は過ぎ去った。\n\n今や皇帝となったソルは、魔導技術の利用を推し進め、\n\n戦争の在り方を一変させてしまった。\n\nかつて我らの先達たちが命を賭して敵将を討ち、\n\n同胞を救った事実が、忘れ去られたわけではない。\n\nだが、皆が皆、リーパーは過去の遺物と考えている。\n\nその事実は、新型魔導アーマーに、\n\n「リーパー」の名が与えられたことからも、明らかであろう。\n\nあの忌々しき黒鉄の機械が、我らに取って代わると言うのだ。"},
    "81": {"col_0": "ガラテア様の戦闘人形には、\n\n師の許可を得ることなく、近づかぬこと。\n\n\n\nアヴァターとの契約が完了した者は、\n\nパルヴァを用いて、召喚の基礎と連携を磨くべし。\n\n\n\nアヴァターを憑依させる術を会得した者は、\n\nマグナを用いて、さらなる力を引き出すべく鍛錬すべし。\n\nリーパーの暗殺道に終わりなしと心得よ。"},
    "82": {"col_0": "戦闘人形の調整に際しては、細心の注意を払うこと。\n\n古より伝わる人形の製法はすでに失われており、\n\n再生産はおろか、修復も難しいのだ。\n\nすべては、筆頭人形師となるべく育てられたあの男が、\n\n同胞と里を捨て、立ち去ってしまったがためである。\n\n\n\nかの者は、愚かしくも「究極の美」を求めに往くなどと、\n\n腑抜けたことを周囲に語っていたらしい。\n\nかくして、一子相伝の秘術が永遠に失われたのだ。"},
    "83": {"col_0": "ああ、白虎佩楯……憧れの虎パンツ……\n\n手に入れるまで、俺は諦めないぜ……！"},
    "84": {"col_0": "ここはたしか、ヴェ・ルガノン宮殿に続く道だったはず。\n\nなぜ塞がっているのだろう……\n\nそろそろ貴重な品を落とす奴らが現れる時間なのに、参ったな。"},
    "85": {"col_0": "あの5人、たしかに倒したはずだが……\n\nいずれにせよ、ひとりでは敵うはずもない。\n\n襲われる前に退散するか。"},
    "86": {"col_0": "第二工程：記魂分離\n\n分離器を利用して混合エーテルを「魂」と「記憶」に分け、\n\nそれぞれを三次工程に送られたし。\n\n「魂」は、最終処理工程のため、上層へ。\n\n「記憶」は、秘匿経路を通じてメインターミナルへ。\n\n\n\nなお、魔物の「記憶」については保存の必要なし。\n\n特殊用途を除き、すべて廃棄のこと。"},
    "87": {"col_0": "第三工程：漂白\n\n分離した「魂」に付着した記憶残滓の完全漂白を行う。\n\n漂白光は生体に有害であるため、作業には慎重を要する。\n\nなお、記憶残滓が付着したままの魂資源を投与された者は、\n\n記憶の混濁や人格の崩壊に繋がる恐れがある。\n\n高精度の感知装置により、残滓の有無を確認すべし。\n\n以上の工程を経て、魂資源は社会に還元される。\n\n諸君らの働きが今日も国家の営みを支えていると自覚し、\n\n誠実な業務遂行を心掛けたし。"},
    "88": {"col_0": "実験記録216……個体名「アンブローズ」。\n\n本実験は、魂なき肉体に試作型連結レギュレーターを装着し、\n\n複数の魔物、および人の魂資源を同時投入するものである。\n\n現在、実験体は生体のように活動しているが、\n\n人格は破綻しており、破壊衝動にかられているように見える。\n\nこの点は魔物の魂が優位に作用している可能性あり。\n\nそれだけに非常に強力な戦闘力を秘めているが、\n\n一方で制御に難があり、信頼性は低いと言わざるを得ない。\n\n今後の実験は「忠実な人格」の固定が焦点となるだろう。"},
    "89": {"col_0": "事前調査として、周辺地域に住むヘイザ・アロ族に尋ね回ったが、\n\n遺跡についての有用な情報は得られなかった。\n\nどうやら彼らの間には、遺跡に関する伝承は残っていないようだ。\n\nただ、かの谷に立ち入れば、サボテンの針で刺され腫れ上がると、\n\n寝物語で聞かされて、危険性をよく周知されて育つのだとか。\n\n\n\nその言葉が正しいことを、\n\n私は今、身をもって体感している……！！"},
    "90": {"col_0": "実際に遺跡を目にして、その巨大さに圧倒された。\n\nヘイザ・アロ族やトナワータ族の祖先が築き上げたとは思えず、\n\n石材の特徴からしても、ヨカフイ族のものと見るのが自然だろう。\n\n彼らは、あの「ゾーゴー永結橋」を築いた者なのだから、\n\nこの剛健な遺跡を造り上げたとしても不思議ではないはずだ。\n\n\n\n一方で石材に彫られた繊細な意匠や、\n\n巧みな水路の構造はオルコ・パチャでは見られぬ特徴である。\n\nこの地に来たヨカフイ族特有の文化的な差異と見るべきだろうか。"},
    "91": {"col_0": "あれは妖異なのか、ゴーレムなのか？\n\n岩のような不気味な存在が、ここから出ていけとばかりに、\n\n私たちを罵りつつ襲ってくるので、逃げ回る羽目に陥っている！\n\nこれらは資源の採掘用に造られた魔法人形か……\n\nそれとも、ヨカフイ族が遺した防衛機構の一部でもあるとしたら、\n\n我々を攻撃してくるのも頷けるだろうか。\n\n調査に同行している護衛たちには疲弊が目立つが、\n\n偉大な発見を前に、引き返すという選択肢はあるまい！"},
    "92": {"col_0": "煙突状の頭部を持つ魔物が、番人の如く奥への扉を護っている。\n\nヨカフイ様式と異なる意匠の扉は神秘的であり、\n\n偉大な発見を予感させるのだが……\n\nそれにしても、サボテンダーの針に刺された腰が強く痛む……！\n\n護衛の中には腕が麻痺し、剣を取り落とす者すらいるほどだ。\n\nあの扉を守る魔物には、到底挑めまい。\n\n断腸の思いではあるが……\n\n一度、ここで撤退を決心するほかないだろう。"},
    "93": {"col_0": "人の身に魔物の魂を注入する……\n\nこれを思いついた人間は、何もゾラージャ王が初めてではない。\n\nだがこれまで、実行に移した者はいなかった。\n\n理由は明白、安全性と倫理面に懸念があるからだ。\n\nしかし、ゾラージャ王は「人の可能性を阻むは悪」とだけ語り、\n\n計画を推し進めるように命じられた。\n\n武王は障壁の外へと打って出るため、軍備の増強に躍起だという。\n\nもし、この技術によって閉ざされた世界の外に行けるのなら、\n\nたしかに挑戦する価値はあるのやもしれない。"},
    "94": {"col_0": "魂の器としての肉体は、極めて繊細だ。\n\n人の魂を注入すれば、器たる肉体の強化に繋がるのだが、\n\n異なる種である魔物の魂となると、そう簡単にはいかない。\n\n入念に記憶を漂白してなお、\n\n魔物の魂を注入すると精神性に影響が出てしまう。\n\nおそらく「本能」が消しきれていないのだ。\n\n魔物のように獰猛になる程度ならよいが、\n\n注入量が多すぎると、肉体にまで変異が及んでしまう。\n\n当面は、「人」を保てる許容量の見極めが課題となりそうだ。"},
    "95": {"col_0": "肉体の強化率は、注入する魂の質に左右される。\n\nそこで強大な力を持つ魔物を厳選し、その魂を投じたのだが、\n\nたった一度の注入で、被験者に肉体変異が生じてしまった。\n\n中でも最悪のケースとなったのが被験者「アティカス」である。\n\n変異した肉体は元に戻らず、理性も喪失……\n\n完全な魔物と化してしまったのだ。\n\n本研究の最終目標は、\n\n種の限界を超えた魔物、トラルヴィドラールの魂の利用だが、\n\n現況のままでは失敗は確実、発想の転換が必要だろう。"},
    "96": {"col_0": "これまでの失敗が、魔物の魂の大きすぎる質量を、\n\n器である人の肉体が受け止めきれなかったためだとするなら、\n\n器と中身を逆転させてみてはどうか。\n\n器となる魔物の記憶を消去したうえで、\n\n記憶を漂白していない人の魂を投入するのだ。\n\nそうすれば強大な魔物の肉体を、人の精神が支配できるのでは？\n\nこの素晴らしい仮説を考案してくれた部下こそ、\n\n人類初の栄誉を手にするべきだろう。\n\nさっそく準備しなければ、彼の魂を肉体から抽出するのだ！"},
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